区別するのは至難の業…山菜・ギョウジャニンニクと誤認 有毒植物を食べ70代女性死亡 札幌市
札幌市保健所は、有毒植物のイヌサフランをギョウジャニンニクと間違えて食べた70代の女性が死亡したと発表しました。
札幌市保健所によりますと、女性は4月9日に医療機関に搬送され、翌日に死亡しました。 13日になって警察から、イヌサフランによる食中毒の可能性があると連絡があったということです。
その後の調査で、調理した残りのものからイヌサフランに含まれる有毒な成分が検出されたことや、女性の症状から食中毒と断定しました。 女性の自宅の庭には観賞用のイヌサフランが植えてあり、ギョウジャニンニクと間違えて調理し食べたということです。 イヌサフランはギョウジャニンニクなどの山菜とよく似ているため、誤って食べる例が後を絶ちません。
「ギョウジャニンニクと間違いやすいイヌサフラン。どちらも植えてありますが、見分けがつきますか」 どちらも細長い葉で背丈も似ています。 「正解はこちらがギョウジャニンニク。こちらがイヌサフラン」 区別するのは至難の業です。 そのためー 「最大のポイントは匂い」 「全然違いますね。嗅いだらすぐに違いがわかります」 ギョウジャニンニクは独特のニンニク臭があるので、匂いで判断するのが有効です。
また、根元の色も見分けるポイントの1つです。 ギョウジャニンニクは根元が赤紫色ですが、イヌサフランは緑色です。 道内では過去5年間に、今回のほか4人がイヌサフランによる食中毒で死亡しています。
「少しでも疑わしいものは採らない、食べない、人にあげない。調理する前に改めて確認するのを守っていただきたい」 札幌市保健所では、観賞用の植物と野菜などの食用植物は一緒に栽培しないよう呼びかけています。
有毒のイヌサフランと山菜のギョウジャニンニクの区別のポイントを確認します。
ギョウジャニンニクはその名の通りニンニクのようなにおいがしますが、イヌサフランは香りがありません。
根元の色も異なります。
イヌサフランは緑色ですが、ギョウジャニンニクは根元が赤紫色になっています。



