その後、特殊なライトを当てて、青白く光る塗料を確認したところ、食器や手などの広い範囲に広がったことがわかりました。
塗料は参加者全員の手に広がり、3人は顔にもついていることが確認されました。
料理を入れた容器のふたや料理を取り分けるトング、それに、飲み物の容器の取っ手などを介して広がっていました。
一方で、感染対策として店員が料理を取り分けてトングも頻繁に交換し、客に、こまめに手を清潔にするよう促すと、塗料が付着した手の面積は30分の1に減り、顔に付着した人はいなかったということです。
聖マリアンナ医科大学の國島広之教授は「不特定多数が触れやすい場所はハイタッチサーフェスと呼ばれ危険が潜んでいる。リスクを意識して対策をとってほしい」と話しています。
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